海外安全対策はできていますか?
~専門家の育成とレベルアップを目指して~
日本企業のグローバル化が進む中、海外における企業のリスク管理の重要性がこれまで以上に強く認識されるようになってきています。
企業は海外でのリスクを回避するために、また万一リスクに遭遇した場合に被害を最小限にするために、リスク管理の責任者を配置するなど組織・体制を整備・強化することが不可欠です。そのための第一段階として、リスク管理能力の高い人材の育成が急務となっています。
当協会は、企業の海外安全・危機管理者の育成を側面から支援し、企業のレベルアップに貢献することを主眼とし本認定試験制度をスタートさせました。
この制度における認定試験は、「海外安全・危機管理者」(以下「管理者」)と「海外安全・危機管理責任者」(以下「責任者」)の2コースがあります。
「管理者」は海外安全や危機管理の分野でリスク管理を担当するに当たって、必要な基礎知識を身に付けていることを認定するもので、基礎知識の習得に重点を置いています。
「責任者」はこの分野で既に実務経験があるマネジメントクラスの方を対象にし、責任者としての知識、見識、分析力、判断力、説得力等がリーダーとしての水準に達していることを認定するもので、シミュレーションを含む踏み込んだ研修を通して、実践的な能力の向上を図ることを狙いとしています。
各々試験の合格者には、当協会から「海外安全・危機管理者」、「海外安全・危機管理責任者」の認定証を付与します。
この制度により、海外安全・危機管理者の社内外での地位が向上し、各企業のマネジメントの方々の意識が更に高まることを願っています。
◎「海外安全・危機管理者」コースはこちらをご覧ください。
◎「海外安全・危機管理責任者」コースはこちらをご覧ください。