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日外協に海外安全センターができて今年で30年。
きっかけは1990年のイラクによるクウェート侵攻。クウェートを自国領と主張するイラクは、クウェート全土を制圧。外務省によると、このときの在留邦人はイラクに231人、クウェートに278人の計509人。クウェート在留日本人はイラクのバグダッドへ移送され軟禁、「人間の盾」として配置された。
60社を超える日本企業の駐在員と帯同家族が死と隣り合わせの経験を余儀なくされたこの事件の与えた衝撃は大きかった。
海外安全対策を強化しなければならないという意識が企業の間に高まったことを受け、1992年、日外協は「海外安全センター」を発足させた。
以来、「海外安全講演会」「海外安全部会」を通じた最新情報の提供、情報交換の場・プラットフォームとしての「海外安全グループ研究会」(東京、中部、関西)の開催など、企業の海外安全・危機管理を支援するための様々な取り組みを行っている。