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日本語スピーチ・コンテスト優秀者
日本招聘事業

日本在外企業協会(日外協)では、国際交流基金ほか国内外の関係諸機関および日系企業などの協力を得て、毎年秋に約1週間の日程で、ASEAN各国で開催される日本語スピーチ・コンテストの優秀者約10人を日本へ招聘している。

この事業の目的は、アジアの若者たちに、より多くの人々との交流を深め、日本文化、日本の社会を理解してもらうことである。

1986年に行われた第1回大会から2019年の第34回大会までに353人(男性112人、女性241人)を招聘し、スピーチ発表会・交流会を開催するほか、企業、学校などを訪問・見学、近郊観光などを実施している。

2020年は新型コロナウイルス感染症の影響によりコンテスト開催中止となった国もあり、海外渡航にも制限が多く、状況が改善されないまま10月の日本招聘は中止となった。

2021年もコロナ禍は収束せず開催が危ぶまれ、日本招聘は実施困難だったが、初めてのオンラインでの実施に踏み切り、2021年10月21日(木)に第35回日本語スピーチ発表会を無事開催することができた。カンボジア、インドネシア、ラオス、フィリピン、タイの5カ国6人の発表者の自宅や職場のほか、それぞれの会場をオンラインでつないで行った。

2022年は入国制限が緩和されたこともあり、無事6カ国8人の来日が実現した。各国事情によりコンテスト自体の中止などから日本招聘プログラムへの参加国は減ったが、来日できなかった前年の優秀者も参加してくれた国もあった。10月23日に来日した優秀者たちは、企業見学、日本文化体験、観光などのプログラムを実施。10月27日(木)には日本アセアンセンターにて第36回日本語スピーチ発表会を開催。コロナ対策のため実際の会場への来場者は各国大使館の来賓など関係者のみに制限して行ったが、リアルタイムでオンライン配信するハイブリッド形式による開催で、各国の関係者も同時視聴することができた。

発表会における彼らの力強くひたむきなスピーチは深い感動を与えており、機会あれば多くの会員企業の皆さまにもぜひご参加いただきたい。

優秀者の皆さんは1週間の研修プログラムを終え、10月30日に帰国の途についた。

2022年度開催実績

2021年度開催動画